東京スター銀行おまとめローンのメリットとデメリット
2015年7月10日現在、預金連動システムは機能しておりませんのでご注意ください。
東京スター銀行の借り換えローンを利用するメリットとして第一に挙げられるのが「預金連動」です。
預金連動というのは東京スター銀行の口座にある預金の残高と同額分の借り換えローンの借入金には金利が掛からないというシステムのことです。
例えば、東京スター銀行の預金口座に50万円の預金がある場合は、おまとめローンで200万円を借り入れても50万円には金利が掛からず、残額の150万円に対してのみ利息を支払えば良いことになります。
従って、預金口座の残高とおまとめローンの残高が同額になれば利息は0円になり、元本を返済するだけで済むことになります。
そこで、借り換えローンを利用する場合は給与などの収入を東京スター銀行の預金口座に預ければ、利息を軽減させることができます。
勿論、預金は自由に引き出せますし、借り換えローンの残高よりも多い分に関しては金利も付きます。ただし、預金が減るとその分のローンの利息が増えることになります。
ところで、ローンの返済が滞ると「遅延損害金」を取られることになりますが、遅延損害金の利率は通常どこの業者でも18%〜20%になっているのに対し、東京スター銀行の借り換えローンの遅延損害金率は14.8%とかなり低い数値であることもメリットになります。
その他にも、銀行ローンでおまとめ専用ローンをしているのが東京スター銀行おまとめローンの最大のメリットでもあります。
おまとめローンはフリーローンとは違い、金額も高額になり、おまとめ一本化するには慎重な審査が必要となってきます。東京スター銀行のおまとめローンは長年培ってきた審査ノウハウによって、申込みする側も安心して審査を依頼できるのがメリットと言えるのです。
東京スター銀行おまとめローンのデメリット
逆に、借り換えローン(おまとめローン)のデメリットは審査の厳しいことですが、その他にも融資までにかなりの日数が掛かるため、緊急の借入には対応はできません。
また、他行の口座への振込による融資や、コンビニATMを使った借入もできず、入金はすべて東京スター銀行の口座に振り込んでもらう形になります。
さらに、返済手段が口座引落しのみとなっているため、借り換えローンを利用するためには東京スター銀行に口座を開設することが必要であるなど、利便性の低いことが欠点になっています。
なお、インターネットを利用した申込ができるので来店する必要はありませんが、他社のようにホームページからのアップロードやスマートフォン用アプリなどを利用した書類の提出ができないため、書類のやり取りを郵送で行わなければならないことが手続きに時間を要する原因になっています。
さらに、「のりかえローン」にいたっては、審査結果の案内が来るまでに1週間、書類の郵送から返送を経て融資の承認が下りるまでに1週間、東京スター銀行の口座開設手続きなどでさらに1週間が掛かっています。
いくら借り換えローンとは言え、インターネットの活用という点では遅れている感じは否めません。